支援クラスの先生との連携のむずかしさ

この春から小学校・中学校へ入学し、特別支援クラスに在籍しているお子さんもいらっしゃることと思います。
小学校へ入ると、これまでの手厚い幼稚園や保育園との連携と違い、子どもがどのように過ごしているか、全くわからず不安が募る思いの保護者もいるでしょう。
わたしもそうでした。
手厚い支援を望んで支援クラスにお願いしたのに、子どもの様子はわからず、支援クラスでもどんな支援をしてもらっているのか不安でいっぱいではありませんか。
保育園や幼稚園ではお迎えのとき、バスの降車時に先生とコミュニケーションが取れて、安心できましたが、小学校はそうはいきませんね。
また、子どもにどんな障害や特性があり、どのような関りをすると落ち着くのか、指示が通りやすいのかなど、細やかに伝えているつもりでも、なかなかその通りにはしてもらえずモヤモヤしてしまいます。
長男は自閉症とADHDを持つ子どもですが、小学校のときはあまり特性を理解してもらえず、ほとんどの時間に普通クラスへ行くように言われ、ついていけない雰囲気に親子で戸惑っていました。
普通クラスで過ごさせているのは学校なのに、「こんなに落ち着かないのなら、病院で薬を増やしてもらったらどうですか?」と担任に言われたことは一生忘れられない悲しい想い出です。
長男の取り扱い説明書のようなものや、支援センターからのお願いごと、医者からのお手紙、病院で行ったWISC-Ⅳという知能テストの結果や関わり方なども、たくさんコピーして関わる先生方に直接お渡ししていました。
それでも学校は、長男1人に関わっているわけではないので、無駄なことをしていたのかな、親ばかだと思われていたのかなとも思います。
けれど、納得のいかないこと、連絡したのにその通りにして頂けないことが続いたら、お手紙を書いたりお電話でお話したり、お時間を作っていただいて先生とお話をした方が良いと思います。
そのときは、色々な資料を用意すること、わが子が学校でどのように過ごし育って行って欲しいのかを明確に伝えられるようにしておくことが大事です。
叶わなくても、伝えておきたいことですね。
小学校では少し話を聞いてくれることもありましたが、毎年担任が変わり、いじめの対応もなく、色々な思いをしました。
中学校はもっともっと先生方との連携が取りにくくなります。
けれど少しずつ子どもが成長し、友達関係もできてくるの子どももいるので、そこに楽しみを見出していけるかもしれません。
わたしの暮らす地域だけかもしれませんが、高校に支援クラスはありません。
地域の子ども相談センターも高校になるとなかなか相談が難しくなることもあります。
学校生活に苦しむ親子は一体どうしたらいいのかな…いつも考えます。
そんな親子がいつかもっと楽しい学校生活を送れますように。
発達障害との共存:子どもの成長と時間管理

小さな頃は場面の切り替えが苦手で、幼稚園のときはみんなが外遊びの支度をして園庭で遊んでいるのに、1人廊下の掲示物を眺めて気づかない・気にしない子どもでした。
中学生くらいから少しずつ場面の切り替えができるようになり、時間割に沿った行動ができるようになりました。
高校生になってからは、時間の逆算をして行動ができるようになりました。
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時間の管理について、自閉症や発達障害の人はなかなかうまくいかないと言われています。遅刻や忘れ物が多かったり、時間の管理や見通しが苦手だったりする人が多いかもしれません。
周囲の様子を気にして、同じようにふるまうという誰もが暗黙の了解できることが、
自閉症や発達障害の人はできにくいので、小さなうちから一人で過ごすことが多く、集団生活も苦手で目立つ存在になりがちです。
視覚優位(目で見た情報を取り込むことが得意)の人が多いので、今しなければならないことがあっても、テレビや視覚的な刺激(掲示物や興味の惹かれたもの)に気を取られ、行動が止まってしまいます。
そんな長男も、急に時間の管理ができるようになったわけではなく、スモールステップで行動の優先順位を決められるように成長しました。
- 視覚優位の特性があるのなら、イラストなどで次に何をするのかなどを紙に書き、見せたり、掲示したりして、知らせながら行動していました。
- できたときは、゛すごいね”と褒めるのではなく、「できたね。」と行動を認めます。
- また、親の付き合いや人と会っているときなど「まだ?いつ帰るの?」など人前で言ってしまうことが多く気まずい思いをするのであらかじめ予定を伝えておきました。
- スケジュールの変更に対する気持ちの切り替えが付いていかないので、様々なパターンを伝えておきました。(時間割の変更があるかもよ、ママ帰りが遅くなるかも等)
さまざまな感情や特性が絡み合ってのことなので、一人ひとり対応は様々でしょう。
子どもはもともと健常なお子さんでも、大人と時間の流れが違い、時計を読めるのと時間の間隔を把握するまでには小学校3年生くらいまでかかると言われています。
障害のあるお子さんが、時間をいつも守れない、遅刻ばかりする、忘れ物が多い、場面の切り替えが遅い・できない、周囲の様子を見て合わせられないということを、親御さんや周囲の大人が把握しておきましょう。
できない=悪い、しつけがなっていない
というわけではなく特性なのかもしれないので、お医者様に関わり方を聞いたり、視覚に訴える関りを通して少しずつ育てていきましょう。
本当にできるようになるのかな?と思います・・・
何年も先までこの関わりをしなければならないの?とトンネルの中にいるような気分にもなりました。
けれど、子どもの力を信じ、周囲の援助者と協力して育てていきましょう🌷
明日も元気で。
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春の新生活を楽しむ子どものための絵本10選

4月になり進級・卒園・入園や入学と新しい生活が始まりますね。
子どもも大人も期待と緊張と嬉しさで胸がいっぱいなのではないでしょうか。
新しい環境を過ごす中、ほっとするのはやっぱり自分のおうちですね。
少し時間の空いた時、眠る前などに絵本を読んでげてみてはいかがでしょうか。
子どもも日常の喧騒から離れ、お話の世界に没頭し、ママやパパの声に心が休まることでしょう。
この時期におすすめの絵本をご紹介します。
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①ぐりとぐらのおおそうじ
| 雪に閉ざされた長い冬が終わった春の朝、ぐりとぐらが、窓を大きく開けて朝ごはんを食べていると、なんと家中ほこりだらけ! 「今日の仕事は、大掃除」と2ひきは張り切りますが、ほうきもはたきも雑巾も、すり切れて使いものになりません。そこで、ぐりとぐらは、ぼろ布を体中に巻きつけて、自分たちがほうきや雑巾になることにします。大掃除もぐりとぐらにかかると、こんなにダイナミックに楽しくなります! |
②14ひきのぴくにっく
| 今日は、なんていい天気。14ひきは家族みんなでピクニック!おにぎりと水筒を入れて、リュックをしょって出発です。森には春の光があふれています。ほら、えながのあかちゃん生まれたね。見て!すみれの花も見つけたよ。野原に出ると、どこまでも青くて広い空。たんぽぽのフワフワ綿毛、どこいくの…?自然の中での暮らし、大家族で過ごす日常。当たり前だったこの景色も、今では「憧れの生活」になっているのかもしれません。でも、だからこそ、14ひきのシリーズを読んだ体験は、子どもたちの心の中に残っていくのでしょう。 |
③ふたりはともだち
| 仲良しのかえる、がまくんとかえるくん。ふたりの間で繰り広げられるのは、濃くて、可笑しくて、ちょっぴり切ない……様々な愛すべきエピソード。アーノルド・ローベルの「がまくんとかえるくん」シリーズは幼年童話の傑作として、子どもから大人まで、たくさんの人たちに40年以上も愛され続けています。小学校の教科書で採用しているときもありますよ。 |
④ふゆめがっしょうだん
| 「みんなは みんなは きのめだよ」と合唱団が歌います。春を待ちわびるように「パッパッパッパッ」と、木の芽たちが個性的な顔で歌います。冬の公園や雑木林で、木の芽を見てみると動物や帽子をかぶった子どもの顔のように見えます。目や口に見えるところは、おにぐるみ、えのき、ねむのき、くわなどの落葉した葉の柄がついていた跡です。木の芽の冬姿を拡大して撮影した愉快な写真絵本です。 |
➄よもぎだんご
| 元気いっぱいのばばばあちゃんが、野草の香りいっぱいのよもぎだんご作りを紹介する絵本。よもぎの他にも野原には食べられる草がたくさん。田舎ののどかな自然風景が野草摘みに駆り立てる、春の香りがつまった作品です。作り方の手順をイラスト解説したページがうれしいですね。子どもたちにとっても、野草料理は自然の恵みを味わう楽しい思い出となると同時に、忘れられない味となるでしょう。 |
⑥おしいれのぼうけん
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さくらほいくえんには、こわいものがふたつあります。ひとつはおしいれで、もうひとつはねずみばあさんです。――お昼寝前にミニカーのとりっこでけんかをしたさとしとあきらは、先生にしかられておしいれに入れられてしまいます。そこでふたりが出会ったのは、おそろしいねずみばあさんで・・・。 現代の子どもたちの姿を生き生きととらえた、ロングセラー絵本。 |
⑦いやいやえん
| 元気だけど、わがままできかんぼうの保育園児・しげるが主人公のお話集。しげるがなんでもいやだ、いやだと駄々をこねて、「いやいやえん」に連れてこられる話、しげるたちが積み木でつくった船でクジラをとりにでかける話、山のぼりで山の果物を食べすぎてしまう話、赤いバケツをもって保育園にやってきた小ぐまの話など、全部で7つのお話がはいっています。1962年に出版されて以来、多くの子どもたちを夢中にさせた童話の傑作。 |
⑧ペネロペひとりでふくをきる
| ペネロペはひとりで朝起きて、服を着るのに挑戦! パンツ、シャツ、ズボン、くつした・・・さあ、ちゃんと着れるかな? 上手に着れたらパパとママに見せにいくつもり!自分で服を着るのも楽しいと思わせてくれる絵本です。 |
⑨わたし ようちえんに いくの
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アンナはそろそろ幼稚園に行くころですが、ちょっと心配。楽しい幼稚園での生活を紹介します。怖いことや嫌なことが起こらない内容なので、幼稚園へ入園するお子さんにぴったりですね。 |
⑩1ねん1くみの1にち
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登校、朝の会、国語、算数、休み時間…と、小学校1年生のクラスの1日を追った画期的な絵本! 教室を定点で追う中で、忘れ物したり、いたずらしたり、と楽しいストーリーが展開。学校の1日が分かり、自分の学校とくらべてみても楽しめます。お子さんから学校の様子と比べて違うところ、同じところなど、色々聞けるかもしれませんね。 |
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色々な年齢で読んであげたり自分で読めたりする10冊の絵本をご紹介しました。
子どもの生活に寄り添ったものや、おとぎ話のような絵本など、さまざまなジャンルの絵本を楽しませてあげたいですね。
この時期のお祝いや、プレゼントにぜひいかがでしょうか。
ゆっくりとした親子の時間が、子どもの心や体の疲れを取ってくれることでしょう。
子育てにイライラするときは「自分自身のSOS」に気づこう!

子育て・家事・仕事に追われる忙しい毎日、子どものわがままや言うことを聞かないとき、泣き止まないとき、イライラとストレスがたまりますね。
子どもの泣き声は、人が不快に感じる高い周波数なので特にイライラしやすくなると言われています。
たまるストレスやイライラに、思わず子どもを軽く叩いたり、叩く真似をして言うことをきかせたり、怒鳴りつけたりすることがあるかもしれません。
このような保護者の行動は、子どもにとってどのような影響があるのでしょうか。
また、保護者の抱える子どもへの怒りの気持ちはどこからきているのでしょうか。そして、どうしたら軽減できるのでしょうか。
子どもに「怒り」をぶつける言動と「叱る」言動の違いとは?
子どもが言うことを聞かなかったときに、
「どうしていつもそうなの?」「いい加減にしてよ」「置いていくからね」「うるさい!」というのが「怒る」です。
保護者の感情をそのまま言葉にして子どもに伝えている状態です。
「それはケガをするからダメだよ」「今日は買わないよ」「静かにする場所だから小さな声でお話して」というのが「叱る」または、「説明する」ことです。
子どものわがままや良くない行動に対して「どうしたらいいか」方法を伝えたり、してはいけない理由を伝えている状態です。「怒る」と「叱る」には、このような違いがあります。
子どもを感情的に怒り続けたり、ときには叩いてしまったりしながら育てることは、良くないと思いつつもしてしまうものです。
ですがそのように怒られながら育つ子どもは、将来どのような影響があるのでしょうか。
怒って育てた子どもは脳の発達に影響が出ることもある

子育てをしていると、腹の立つことがたくさんあるでしょう。
ですがイライラとした感情のままに子どもへ言葉をぶつけていると様々な影響が生じます。
- 常に人の顔色が気になる自分の意見を主張しにくく、悪くなくてもすぐに謝ってしまう本音を言えなくなる
- 本音を言うと怒られる・嫌われると思い自分の本当の気持ちを打消す
- 反抗的な態度や暴力的な行動・言動が増える
- 親や先生に対し素直になれず生きにくくなる
- 自分が嫌い怒られ続けてきたことで自己肯定感が下がり失敗を恐れたり引っ込み思案になる
- ネガティブになりやすい
- 怒られ続けるとストレスの発散方法がわからず、我慢することが増える。
- その結果、心因的・精神的な病気になりやすくなったり、アルコールや薬物依存などになりやすい。
このような影響が出てしまう心配があります。そもそもなぜ保護者は子どもに対してイライラしてしまったり、怒鳴ったりしてしまうのでしょうか。
その原因を考えてみましょう。
子どもにイラ!っとする前の「保護者自身の気持ち」を考える

保護者自身が子どもに怒鳴ったり叩いたりしてしまう理由は何か、考えたことはありますか?
時間のない朝に用意してあった服を嫌がり、優しく対応していたのに着替えず「いい加減にしてよ!」と言ってしまった。
食事を作っているときに兄弟げんかが始まり「なんでいつもそうなの!」と怒鳴る。
疲れているときにおもちゃが散らかっているのを見て思わずイラっとし「おもちゃ片づけないなら捨てるよ」と言う。
このようなことは、日常生活でよく起きますね。
優しく接することができないのは、保護者自身の心と体、時間に余裕がないことが原因でもあります。
疲れている、忙しい、手伝ってくれる人がいないなど、日頃の疲れやストレスを抱えながら子育てをし、保護者自身が精一杯になっているという、保護者の心と体のSOSなのかもしれません・・・
精一杯な気持ちやストレスのぶつけどころを探していたために、子どもに「怒鳴る・叩く」という行動になってしまうのでしょう。
一見怒鳴ることや叩いて教えることは、子どものために思えるかもしれませんが、怒鳴ったり叩いて子どもを怒ることは保護者の都合です。
子どもに怒鳴っても、なぜ怒鳴られたのかが伝わらず、何も根本的な解決にはなりませんね…
怒鳴る・叩くという行動に後悔したり悩んだときは。「なぜ自分は子どもに対して怒鳴ったり叩いたりするのか」という原因を探ることで、解決策が見えてきます。
子どもの接し方は「冷静に」「端的に」「繰り返し」言い聞かせる

子どもへの対応をすぐに変えることはむずかしいかもしれません。
ただ、怒鳴る・叩く行動を繰り返さないように気を付けることと、「自分は何に対してイライラしているのだろう」と考える習慣をつけることが有効です。
「怒鳴る・叩く」ことを繰り返さないためには、「言い過ぎてしまった」「強い言葉だったな」と振り返ることを習慣にしてみましょう。
また、いつも子どもには「一貫性のあるしつけ」をすることが大切です。
保護者が「ここまではOK、これ以上はNG」と線引きをしたり、子育てについてのルールを決め、子どもにいつも同じ対応をすることです。
「お菓子欲しいよね。けれど今日はお菓子家にあるから買わないよ。」
「遊びたくなったんだね。食事が終わってから遊ぶよ。立って歩かないよ。」など、
してはいけないことと、してほしいことを「冷静に・端的に・繰り返し伝える」ように、少しずつ子どもへの態度を変えていきましょう。
理屈はわかる!けれど感情が抑えられず止まらない!そんな時は?
怒鳴ってしまったときは、冷静になってから子どもに謝りましょう。
子どもを嫌いになったわけではない疲れていてイライラしてしまった心配になってつい怒鳴った、怒鳴ってしまってもやり直しがきかないことはありません。
子どもにそのときの気持ちを伝えてあげることで安心しますよ。
わかってはいるけれど、どうしても感情が抑えられないときはどうしたらよいのでしょうか。
- 自宅の中では少し離れて距離を取る
- 出先なら違うことを考えるなど家族や一時預かり、実家など頼れるところに子どもを預け、カフェや買い物など一人の時間を持つ。
- 自分自身を認める
- 家事・子育て・仕事などここまでできたらOKと自分なりのルールをゆるめに設定する
- 怒鳴りそうになるときの気持ちを客観視「自分は疲れているんだな」と自覚し、早く眠る・休むなど休息をとる
怒鳴る・怒る自分も保護者自身のありのままの姿です。
自分を大目に見てあげてくださいね。
また「怒ってしまった、じゃあどうしようか。」と考えるだけでも心が楽になり子どもに向かえますよ。
大らかに自身を認めてあげましょう。
ただ、涙が止まらない、いけないと思っても怒鳴ったり叩いたりすることを止められない、自分を責めて落ち込む場合は、専門家に相談することも大切です。子育て支援センター・児童相談所・保育園や幼稚園・学校・保健所・小児科などに相談してみましょう
子どもを怒鳴っても叩いてもいいことはない。自分を責めず少しずつ変わっていこう

すぐには変わることはできないもの。
誰もが完璧にできず日々悩んでいるものです。
ただ、怒鳴ることは子どもへ恐怖感を与え、将来の人格に影響を及ぼす可能性が高いことをお話しました。
怒鳴る日があっても仕方がないのです。
保護者も精一杯ですよね。そんなときは子どもに謝り理由を話し、怒鳴る日が続かないように気を付けましょう。
また、保護者自身が過ごしている環境や、ストレス・疲れの原因を考え、周囲にうまく頼りながら解消していきましょう。
10歳までは子どものして欲しいことを叶えよう

年齢に「1つ、2つ、3つ・・・」など、「つ」がつく間は、子どものしてほしいことをよく聞いてあげると良いと言われています。
おもちゃを買ってほしい、お菓子を食べたい、というような物質的な要望ではなく、
だっこしてほしい・絵本を読んでほしい・トイレに一緒に行って欲しい・眠るまでそばにいてほしいなどという心の甘えのことです。
10歳以下の子どもはまだまだ親を心から必要としています。体も言葉も大人になったように感じても、簡単なことで親に甘えて、それをかなえてもらうことで安心し、親を信頼しています。
10歳を過ぎたら、急にそんなことを言わなくなる子どもが多くなります。思春期にも突入していくのですが、それでも何か頼ってきたときはしっかり聞いてあげたいですね。
また、9つまで子どものしてほしい他愛無いことを叶えてあげることで、その後成長したときに、子どもに何かを頼んだら快くやってくれるようにもなります。
小学生になると宿題や明日の時間割など、忙しくなりますが、「やったの?」「まだやってないの?」と言わず、「手伝おうか?」「一緒にやろう」と寄り添ってあげることも大切です。
愛情を言葉だけではなく行動で子どもに示すことで、親はもちろん、周囲の人にも信頼を持てるようになったり、お願い事を快く引き受けてくれたり、困っている人に寄り添うような子どもにきっと育ちます。
わが子にもそのように育ててきました。
保育士だった時、先輩保育士に教えてもらったことだったので、一生懸命実践しました。料理や掃除などをしていても手を留めて子どもの要望に応えらえるときは応えてあげていました。
今、わが子は18歳と15歳ですが、率先して家のことをしてくれるようになりました。
お茶碗洗い、お洗濯、雪かき、ゴミ出しなど自分のこととしてやってくれます。
もちろん完璧ではありませんが、手伝いというよりは自分のこととして捉えられているのかなと感じます。
どんな子どももそうなるとは限りません。
ですが、要望に応えてあげることでわがままには育ちません。
気が向いたら実践してみてくださいね。
失敗に共感する?励ます?

子どもが失敗すると、親も胸が痛みますね。
失敗に対して、どんな声をかけていますか?
失敗しないように前もって支えてはいませんか?
子どもが前向きになれる言葉がけって?
むずかしいですが、子どもの心の育ちに失敗は大切な経験で、そこへ添える親の言葉も
とても大切だなぁと感じてきました。
この前よりうまくいったじゃん。
●●年生のときより、ずっと成長したよね。
こんな風に声をかけ、失敗したけれどやってきた経緯は悪くなかった、と思えるようにしていました。
失敗を回避する方法は、自分で見つけたり、一緒に方法を考えたりしました。
なにやってんの。
いつも失敗してるね。
いい加減にしてよ。
という言葉は、子ども自身の存在を否定するようで、言いませんでした。
これでいいかどうかはわかりませんが、今18歳になる長男は先日大きな失敗をしましたが、「こんな経験ができるのは自分しかいない。頑張っていく。」と前向きな気持ちを教えてくれました。
たくさんの人にフォローしてもらっている、応援してくれる人がいる、そんな気持ちに報いたいとも思っているようです。
子どもが内発的に前を向いて立ち上がり、進んでいくには、どうしたらいいのかな。
そんなことを考えていた頃のことを、書きました。
非認知能力と共感力を育てる子育てとは?

最近は「非認知能力」を育てる子育てが注目されていますね。
非認知能力ってなんでしょう。
それは、人間が大切にすべき複数の力をまとめた概念のことです。
たとえば認知能力というのは、テストの点数や偏差値、知能指数などといった数値で表せる力のこと。非認知能力は数値では表せないけれども、これからの時代を生きるために、また、幸せな人生を切りひらくために必要な能力のことを言います。
非認知能力にはたくさんの種類があって、筆者も把握しきれていないのですが、自分や他者の感情に関する受け止め方やコントロールに関する領域が多く取り上げられていると聞いたことがあります。
非認知能力のにはこういった「人に共感する力」が大切だと言われています。
考え、共有し、配慮をするという共感力は小さな子どものうちからでも育てることができ、社会人になっても役立つ能力です。
どんなふうに育てると、共感力がアップするのでしょうか。
1.子どもの気持ちに親が共感し、興味を持ってそのときの気持ちを聞き言語化
2.●●ちゃんはどう感じたのだろうね、と他人の気持ちを考えさせる
3.絵本やテレビ、疑似体験を通し、様々な人の気持ちを知らせる
このようなところでしょうか。
共感力を高めることでリーダーシップを取ったり、裏方に回るなど、自分がどうふるまうとスムーズな集団になるか、ストレスなく過ごせるか、考えられる大人になるでしょう。
ただ、共感力が強すぎるとストレスにもなります。
自分自身を十分に大切にした上で、周りにも共感したり配慮できる大人になってほしいですね。
子育てで大切な非認知能力のひとつについて触れました。
ADHD/発達障害の忘れ物癖・先延ばし癖、どうする?どうしてる?

ADHDや発達障害の特性はひとくちには言えません。特性は個性だという人もいますが、親と本人にとっては、個性では到底片付かない困難でいっぱいです。
その困難のひとつに小学校高学年くらいまでは「
周囲の様子を見て自分も同じようにふるまう、言わなくてもわかる習慣を身に着ける」
ということができませんでした。
こんなこと、言わなくてもわかるでしょ?誰も知っていること、ということがわからず、手を洗う時に石鹸を使うこと、学習が終わったら次の用意をするなど、見て学ぶことができません。高度なことかもしれませんが、健常児ならできることです。
今はほぼ良くなりました。自分と他人との意識を持てるようになったり、様々な失敗をもとに、自他の境界線が成長と共にはっきりしてきたからです。
そしてもっと大きく困っていたことが「忘れ物・先延ばし癖」です。
長男は、目から入ってくる情報の方が処理しやすい脳の特性「視覚優位」のところがあり、今しようとしていること、しなければならないことも、テレビやスマホ・ゲームの音や画像に気を取られすぐに忘れてしまいます。
一時期は忘れ物をするのが嫌で、時間割以外の教科書も全て持って登校し、カバンが10キロ近くの重さになることもありました。
わたしは、忘れ物については口出しをせず、本人が困ることを経験し善処にしてほしいと思っていました。翌日必要なものは自分からメモしていた時期もあります。
ただ、家の鍵・スマートフォン・財布など忘れるとどうしようもなくなるものは、一応声かけはしていました。
今は、忘れ物をしないように前日に準備するようになりました。
また、先延ばし癖については中学校2年生くらいまでは宿題や提出物を忘れることが多かったものの、保護者の捺印が必要なものや諸費などについては忘れないよう目の前でカバンにしまわせました。そのほかのことは子どもに任せていました。
これも苦労して覚えてほしいと思ったからです。
ADHDや発達障害には、特性と言われる、本人も周囲も辛くなる大変さがたくさんあります。けれど、様々な経験をさせること、余計な口出しをしすぎないことで、本人が成長し少しずつ良くなっていくということがわかりました。
とはいえ、今もまだまだできないことや幼いことがたくさんあります。
その子なりの成長をスモールステップで見守り、陰ながら忍耐強く援助することが大切ですね。なぜ失敗をするのか、責めるのではなく、失敗する原因や背景を考え、一緒に解決して行けるのがベストだと思います。
イライラしない、焦らない、怒らない。
ADHDや発達障害は、周囲の環境が非常に大切だとも言われています。
困っているのは本人で、失敗して本当は辛い思いをしているのも本人です。もどかしくイライラしますが、ママやパパは感情のコントロールをし、しっかり向き合ってあげたいですね。
頑張りましょう🌷
絵本であたたかく❆冬のおすすめ絵本

寒い寒い冬ですね。
筆者の暮らしている北国は、雪がいっぱい降り、気温も-10度を下回る日もあります。
高校生と中学生の息子たちに絵本を読んであげることはなくなりましたが、子どもたちの本棚には、今も小さな頃好きだった絵本が並んでいます。
冬の眠る前は、温かな気持ちになる絵本を親子で読んで、あたたかく眠りたいですね。
冬ならではのステキな絵本を10冊ご紹介します。
⛄たのしいふゆごもり
| くまの子どもとママが冬ごもりに向けて準備をする絵本。雪が降る景色は圧巻です。 |
⛄てぶくろ
| 手袋にどんどん動物たちが入ってくる不思議なお話。思わず手袋をのぞき込んじゃうかも!? |
⛄14ひきのさむいふゆ
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ストーブの燃えている暖かい部屋で、ねずみたちはなにを作っているのでしょうか?そり滑りを楽しむ様子も可愛らしいです♩ |
⛄とらたとおおゆき
| 雪が降ったのでとらたのお父さんはソリを作ってくれました。たくさんの友達が集まってきますよ。 |
⛄雪わたり
| 雪が凍って大理石よりも固くなった日、四郎とかん子は野原でキツネの子に会い、幻燈会の切符をもらいます。とてもロマンチックで子ども心をくすぐる絵本です。 |
⛄バムとケロのさむいあさ
| 目が覚めると寒い朝。きっと裏の池も凍っているはず!スケートと釣りの道具を持って差ぁお出かけしましょう。 |
⛄ねずみくんとゆきだるま
| 雪合戦、雪だるま、スキーと冬の遊びがたくさん出てくるわくわく絵本です。 |
⛄おふろだいすき
| お風呂がだいすきなまこちゃん。お風呂に入ると、カメ・ぺんぎん・アシカ・かばなどが次々に出てきます。お風呂が楽しくなるかも! |
⛄ふゆめがっしょうだん
| 春を待ちわびる木の芽が、個性的な顔で歌をうたいます。木の芽の冬の姿を撮影した愉快な絵本です。 |
⛄ふゆのおばけ
| どうして冬はおばけがでないのかな?と思った男の子がおばけの落書きを描いたら、夜お化けが出てきました。 |
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冬に読みたい絵本を10冊ご紹介しました。
あたたかなお布団の中で読み聞かせしてあげてくださいね⛄
ADHDのひとに多い「早口」「多弁」は客観視で治そう

小さな頃からとても早口でした。
話し出したのは3歳過ぎてから。自分の頭の中に思い浮かんだことは全て言葉にして
話します。
今は相手の状況を考えて話したり、どうしても話したいときは「今ちょっといい?」と言ってくるようになりました。
それでも友達との間ではうまくいかず、すっと話すことができずに空気を読み過ぎて、話したいことを察してほしいあまりに相手を見つめたり、ソワソワしたりします。
小さな頃から中学生の頃までは、あまり相手の都合を考えず、話し続けるので、大人でも嫌がられました。同級生にはどう思われていたのかわかりません。
早口になり話が止まらない(多弁)になるのは、頭の中の情報が整理されていないのに話をしてしまうので思いついたことを一度に話してしまうからだと思います。
これを自覚するのに、だいぶんかかりました。
が、中学生の後半から「今ちょっといい?あ、忙しいか。」と言ったり、
高校生になった今は「なんか話し過ぎたね。」と言ったりするようになりました。
友達との間では、無視されたり仲間外れにされたりしながら、話の容量を少なくしたり、話したいという雰囲気をなるべく出さないようにするなど、苦い経験をもとに改善しているようです。
自分のよくないクセや悪い所を自覚するってとっても大変なことですよね。
健常者でさえ、なかなか直せない人もいるのに、発達障害のひとが自覚し修正していくというのは、とても困難なことだと感じます。
けれど、幸か不幸か長男は友達との関係性に大きな悩みを抱え、みんなとうまくいかないことに心をすり減らしてきました。
相手が悪いと思っていた時もありましたが、自分にも原因があるんだろうと自覚できたのは、辛かったでしょうけれど良い経験だったと思います。
- 短い時間で情報を詰め込もうとしない
- 話しが長くてごめんねと付け加える
- ゆっくり話そう、情報は最小限にしようと、心の中で繰り返し実践
長男は、こんなところを気を付けていました。
わたしも繰り返し伝えてきました。
これから高校を卒業して専門学校へ入学します。新しい人間関係の中でも失敗したり成功したり色々な経験をするでしょう。
少しずつ大人に成長できていると感じる長男。
話しを聞くことしかできませんが陰ながら応援したいと思っています。